最高の相棒を目指して

はじめまして。昨年よりフィールドテスターを務めさせていただいております積木洋と申します。
本ブログ上での投稿としては自分なりの釣りの楽しみ方や釣行記、釣れないぼやき？笑　などなど色んな情報を載せていきたいと思いますので、拙い文章ではありますが何卒よろしくお願いいたします。

挨拶もほどほどに本題に入りますが、現在シーバス用ミノーを制作中で、そのテスト釣行の日々を過ごしています。
ルアーの詳細はまだ伏せさせて頂きますが、秋シーズンを迎えたポイントでは徐々に大きな群れが増えつつあり、様々な状況で、このプロトミノーへの反応を見ることが出来ています。

ルアー作りませんか？と打診をいただいた際に「僕は相当ワガママ言いますよ（笑）」と言った通り開発部には多大なるご迷惑をおかけしておりますが、自分のイメージから外れているルアーで釣るほど器用な釣り人では無いので、僕のワガママの詰まったルアーになると思います。

この新作ミノーは、ルアーのヘッド形状や水平姿勢を保つためのウエイト配置により、素早い立ち上がりで安定したスイム姿勢をキープしてくるれるため、流れの中でオートマチックに反応を取ることができます。

また、逆に流れを逆らうようにグリグリと巻いて誘うと、ドスンと魚がルアーを押さえ込みバイト。

必要以上に暴れ過ぎないアクション設計により、シンプルな巻きの釣り、もしくは流れをぶつける使い方にも対応してくれました。

場所は変わり小場所の足元狙い、竿先2mほどで巻きを緩めた瞬間、目の前で下から魚が突き上げる強烈なバイトが。

浮き過ぎず沈み過ぎず水を掴んだ状態で一瞬の隙を作る釣り方で、水馴染みの良いウエイト設計がもたらした１本です。

などなど。

今いる群れやベイトが入れ替わったり、シーズンによっても魚の反応は変わると思うのでまだまだテストは続きますが、なんとか自分のやりたい釣りを出来るようには仕上がりつつあります。妥協はしたくないので、開発担当者を困らせながら、まだまだ改良していきます。

最高の相棒となるルアーになると思いますので、完成をお楽しみに！